各ジャンルで高い支持を得る
プロフェッショナルとの共同開発
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ARRANGE NAIL GALLERY
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MESSAGE
商品開発に込めた想い
ここ数年、男性の美容に対する考え方や環境の変化と同様に、メンズのネイルについても世の中からの関心の高まりを身をもって感じていました。そんな中、「男性が店頭で気兼ねなく手に取ることができる、メンズのためのネイルを作りたい」と思うようになりました。
今回、gatsby THE DESIGNERでの取り組みの中で意識したのは、おしゃれに目覚めた男の子がまず最初にGATSBYのワックスを手に取るように、初めてでも挑戦しやすくてライフスタイルにちゃんと馴染んでくれること。そんな願いから「ナチュラルライン」と「エッジィライン」の二つのラインで構成しました。
「ナチュラルライン」は、爪のコンディションや清潔感をアシストしてくれるベースアップ的な立ち位置。一方「エッジィライン」は、ベーシックな色味を中心に、ファッションと合わせて楽しむ感覚やプラモデルなどをカラーリングするようなDIY感覚をネイルに落とし込みました。
爪は、髪や肌と違って鏡を使わなくても見ることができます。つまり、ネイルはより身近に自信や満足感を与えてくれるものだと思います。自分のライフスタイルを底上げしてくれるツールとして、ぜひ多くの人に使って欲しいと思います。

INTERVIEW
ネイリストとして大事にしていること
デザインにおいては、日本人ならではの感覚を大事にしています。とりわけ、日本特有の四季を大事にしています。例えば、春のピンクと秋のピンクでは、季節のフィーリングやその季節に咲く花や陽の光によって提案する色が変わってきます。そういう季節感に神経を行き渡らせることで生まれる微細な色の違いやテクスチャーの違いが、日本特有の繊細なデザインを生み出すんだと思っています。
もちろん、そんなデザインもお客様あって存在し得るもの。僕は「お客様に憑依する」という言葉を使うんですが、サロンワークでの会話を通して情報を引き出しながらお客様のライフスタイルを想像していきます。それぞれが持つTPOの中でどういうネイルをしていたら素敵なのか。時には細かな所作までも観察しながら、さらに想像を膨らませて施術していきます。まさにお客様の日常をトラベルするような感覚です。日常の仕事で、僕はこのアプローチでデザインすることを楽しんでいますし、この仕事の醍醐味だと思っています。

「ネイリストをしています!」って言うと、だいたいの人が瞬時に手を隠すんです(笑)。爪にも形や状態など、人の数だけコンプレックスがあるし、さらに髪や肌と違って鏡を使わなくても見ることができる分、人からの目に対しても少し敏感になってしまうんだと思います。
その反面、ネイルを担当させていただいたお客様は必ず笑顔になってくれます。爪がきれいになった以上に、きれいになって自信がついたり自分をもっと好きになれたことで笑顔になり、それがまたその人を輝かせる。ネイルは、そんなポジティブでハッピーな循環を生んでくれるものだと思いますし、それを生み出すことこそが僕の仕事だと思っています。
ネイルって、現状はまだまだ最後の最後、あるいは贅沢なものってイメージかもしれませんが、今回のgatsby THE DESIGNERでの取り組みをきっかけに、男性がもっとカジュアルにネイルを楽しめるようになったらいいなと思います。
「そのネイルの色いいじゃん!」
「でしょ?」
近い将来、そんなポジティブな会話が街中に溢れるような世界が訪れることを願っています。